フライト教室オフィシャルショップ
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Saitek Pro Flightコントローラーラインアップ



FS-X等シミュレーターソフトは
↓ から。
メディア掲載



エアライン7月・8月号に掲載されました。



Game Watchで紹介されました。



4Gamerで紹介されました。

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地方からお越しの生徒さんへ

遠方からお越しの生徒さんが
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詳しくはメールでお問合せくださいませ。

教室所在地
Saitekフライト教室
〒270-2203 千葉県松戸市六高台4-32
 (東武野田線「六実駅」より徒歩13分)
TEL:047-394-7161

地図はこちら 

ご予約メールは随時受付。メールはこちらから

Saitek フライトインプレッション

【Saitek フライトインプレッション】

最近のパソコンやソフトウェアの驚くほどの進化で、自宅に居ながらにして、実機同様の体験が超リアルに体験出来る時代になりました。
以前、ゲームセンターにも着陸を体験するゲーム機がありましたが、今回ご紹介するのは、ゲームではなくシミュレーターシステムです。
シミュレーターとは点数を競うゲームとは違い、模擬実験[操縦]装置.という意味になります。

超リアルと申し上げましたが、あえてウィークポイントを挙げるとすれば、重力(G)を感じることが出来ないことでしょう。
これは、実機に搭乗するか、モーション(動き)付の高額なシミュレーターでなければ不可能といえます。

しかしながら、それ以外の部分では、Saitek社のコントローラーとパソコンを使ったシステムで、実機に限りなく近い体験が手軽に出来るのです。

今回使用するのは、SAITEK社のフライトヨーク&クァドラント、スイッチパネル、ラダーペダルの推奨3点セットです。
ソフトは、マイクロソフト社のFlight Simulator X 、 パソコンはフライト教室推奨パソコン。

それでは、今回は省略した一部分ではありますが、フライトシミュレーターの世界へご案内します。

パソコンを立ち上げ、フライトシミュレーターを起動しました。

操縦する機種にセスナ172、出発飛行場に羽田を選択しました。
気象環境は、インターネットより15分間隔でリリースされる実際の気象データーをダウンロード。

画面は羽田のセスナ172のコクピットに変わりました。天候も千葉県(松戸市)の自宅付近とほぼ同じで、
実際に近い雲も形成されています。

それでは、エンジンスタートから。

【フライトヨーク&クァドラント使用】
パーキングブレーキ SET
ミクスチャー FULL RICH
スロットル  1/4 OPEN

【スイッチパネル使用】
マスタースウィッチ
バッテリー ON
ALT   ON
ビーコンスウィッチ ON
スタータースウィッチ ON

エンジンがかかりました!

スイッチパネルを使用すると、まさに実機と同じ手順でエンジン始動が体験できます。

さらに、無線機器のスイッチをON


羽田のATIS(飛行場情報放送業務)を受信し、現在の気象や使用滑走路等のインフォメーションを確認。
現在の気圧は29.92インチ、使用滑走路は22番滑走路、 風向きはほぼ向かい風です。
高度計のコールスマンウィンドの数値を、現在の気圧29.92にセット。
今回はATC(航空交通管制)は省略しますが、無線交信のやり取りも実際と同様に体験できます。

これから離陸するにあたり、離陸前のチェックリストがあります。
今回は、その中の一項目であるマグネトーチェックをご紹介しましょう。
この機体のエンジン点火システムは、バッテリーや電気系統が故障したときでも、
確実に点火プラグに着火出来るよう、補器類に頼らないマグネトー点火となってなっています。
安全のため、左右で2個のマグネトーを備えていますので、
ここでは両方のマグネトーが正常に機能しているかをチェックします。

スロットルを押し、エンジンの回転計を1800回転まで上げます。
スイッチパネルのエンジンスタートダイヤルをBOTH(両方)からR(右)にします。
L(左)のマグネットがカットされたので、回転系の針が下がります。(許容範囲以内) チェック!

もう一度BOTH(両方)に戻してから、再度(L)左に合わせます。
先ほどと同じ理由で、回転が下がります。(許容範囲以内)  チェック!

BOTHに戻します。 異常なし!

そして離陸へ

いよいよ滑走路に入り離陸です。

MAXパワー!!

速度が上がりはじめます。

プロペラが一定方向に回転する時に発生する、Pファクターと呼ばれる様々な要因等により、機体が左に向く傾向があります。
滑走路のセンターラインから外れないよう、ラダーペダルを小刻みに使い、進路を修正しながら速度を上げます。

約58ノットで操縦幹をゆっくり引き起こします。

エアボーン!! 離陸しました。

おっと! センターラインより少し左に流されています。
すかさず右ラダーを充てます。

下を見れば、滑走路に沿って真っ直ぐに飛行・上昇しています。
地上滑走時の方向変換及びブレーキングもラダーペダルで行いますので、【ラダーペダル】がなければ、このリアル感は体験できません。

 


効率の良い上昇を維持するために、ヨーク(操縦かん)に設定してある
ピッチトリム(操縦かんに加え続ける力を軽減安定させる)を調整します。
適切な調整をすると、手放しでも一定の上昇率で上昇を続けます。

高度が上がってきました。 空気が薄くなる上空でエンジン性能を100パーセント引き出すために、
ミクスチャー(ガソリンと空気の混合比)の調整を行います。
【クァドラント】のミクスチャーレバーをリーン側(手前)に少し 引き、エンジン回転計の針が上昇したところで調整。
うーん!!
やはりヨークとクアドラントのセット、SWパネル、ラダーペダルの3点セットは必須ですね~っ!!
今回は、ほんの一部分のご紹介でしたが、 こんな超リアルなフライトシミュレーターの世界が、
自宅で気軽に体験できるのです!!

あなたもチャレンジしてみませんか?