Saitekコントローラーの揃え方　その３

【スイッチパネルって？】
フライトシミュレーターでも、一般のゲームと同様に通常はエンジンがかかった状態から始まります。
それでは、実機のようにエンジンをスタートする工程が体験出来ないのは残念な部分です。
もちろん、画面の中でスイッチ類をクリックすれば可能ではありますが・・・
しかし、スイッチパネルがあればレシプロ機の場合、マスタースイッチＯＮからスターター、
そしてマグネットチェックまで実機同様に手元で操作することが出来るのです。
ジェット機であればスタート方法が違う為、また、上記のような操作とは異なりますが、
このスイッチパネルには、それ以外にビーコンライト・ストロボライト・パネルライト・着陸灯等など・・・、
レシプロ・ジェットに関わらず必要なスイッチ類が多数装備されてます。さらにはランディングギアレバーも装備され、
ギアアップ/ギアダウン操作時に、インジケーターＬＥＤが緑→赤→消灯、消灯→赤→緑に変わっていきます。
ノーズギアとメインギアで時間差点灯していく様は、本当にリアル感満点です！！
スイッチＯＮから始まりＯＦＦで終われるのは、ゲームでなくフライトシミュレーター（模擬操縦装置）こその醍醐味ですので、
このスイッチパネルも、是非揃えたい一品だと思います。

Pro Flight Switch Panel　13,800円(内税)

次回に続く

Saitekコントローラーの揃え方　その２

【ラダーペダルは必要か？】
ヨークまたはスティックだけでも、エルロンとラダーを連携させる設定にすれば
ラダーペダルが無くても動かせます。
しかし、手首だけの操作でなく実機通りの足で操作を求めるならば、次の場面等で必要になります。

（１）航空機の地上滑走時、左右に曲がるための操作はペダルです。
　　　（大型機などで、舵角を大きくとる場合はハンドル）
　　　また、ブレーキは左右のペダルの上部を踏むことで作動させます。

（２）航空機の旋回はエルロンで行いますが、計器のスリップボールが動き
　　　内滑り又は外滑りをしている場合、正常旋回をするためのラダー操作が
　　　必要となります。

（３）プロペラ機では、プロペラが一定方向に回転するので、Pファクターといわれる
　　　作用が働きます。離陸時に自然に左に流れていくのもこの為です。
　　　それを修正する為の、右ラダーを充てる操作にもラダーは必要です。

（４）クロスウィンド下での着陸時、機首の方向修正にも必要です。

　　　以上、一部の紹介ではありますが、より実機を体感したい方にはやはりペダルは必須ですね！！

Saitekコントローラーの揃え方　その１

あなたがフライトシミュレーターを始めるにあたり、ソフトの次に必要なものが
コントローラー類になります。
もちろん、キーボードでの操作も可能ですが、ここは点数を競うゲームではなく
模擬操縦装置であるフライトシミュレーターを動かすということにこだわって、
お話しを進めていきたいと思います。

【ヨークかスティックか？】
「購入するにあたって、どちらを購入するほうが良いですか？」というご質問を
いただいたことがあります。
どちらを選んでも操作は可能ですが、よりリアルさを求めるのであれば、
ご自身がどのような機種を主に操縦したいのかで選ぶことになります。
ご興味のある機種が民間機等のヨーク式なのか、戦闘機等の操縦桿式なのかです。
もちろん、ご予算に余裕があって両方揃えられればベストではありますが・・・。