Saitek フライトコントローラー設定使用方法の基礎 2

【ラダーペダル基礎編】

前回のヨークに続き、今回はラダーペダルについての基礎です。

フライトヨークだけでも問題なく飛ばせてしまうので、ラダーペダルはいらないかと思われている方も多いと思います。
ヨークコントローラーだけの場合、地上では車のようにヨークを左右に傾ければ曲がります。(実機はラダーペダル)
また、旋回計にあるスリップボールは自動調整されてピクリとも動きません。
あなたが飛行機本来の操縦操作をしなくても、かってに理想的な旋回をしてくれているわけです。

すぐに飽きてしまいませんか?

ゲームではなくフライトシミュレーターですので、少しでも実機の操縦が体験できるようにラダーペダルを加えましょう。
そして、めでたくラダーペダルを追加された方は、

必ずFS-Xの設定 →  リアリティ → フライトコントロールでオートラダーのチェックボックスのチェックを外してください。
せっかくラダーペダルを購入されても、このチェックが入ったままで使用されている方が多いので注意してください。
これで、地上での方向変換はペダル操作のみになり、ヨークを傾けても実機同様エルロンの作動だけになります。
そして、旋回計のスリップボールは動くようになり、あなたに本当の操縦操作を求めてきます。

まずは、真直ぐ離陸できるように練習してください。

そして、 正常旋回
スリップボールの動きで、機体がどっちに横滑りしているか(内滑旋回・外滑旋回)を見て、適切なラダー操作で正常旋回をこころがけましょう。

慣れてきたら、横風での着陸にチャレンジするのもラダー操作の醍醐味です。
クラブ サイドスリップ(ウィングロー)
【例】 クラブをとって進入、滑走路直前でセンターラインに合わせるよう風下側にラダーペダルを踏み、エルロンで風上側に機体を傾けてサイドスリップに移行して着陸。

空中にある飛行機の操縦はとても奥が深いですが、それが自分の部屋でリアルに再現できるのです。

もう飽きることはないですね!

ラダーペダルの正しい使用方法は、1月9日のSaitek Pro Flight Rudder Pedals の使用方法をご覧下さい。